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ANA便を利用した「産直空輸」で
鮮度が重要な山形県鶴岡産「朝採れだだちゃ豆」を当日夕方に首都圏にお届け

共同リリース

ANAグループでは、航空のスピード輸送と地上物流を有機的に連携した「産直空輸」による試験販売の展開を開始しましたが(※1)、8月21日(土)から28日(土)までの期間中、羽田=庄内線を利用して山形県鶴岡市の「朝採れだだちゃ豆」を空輸し、首都圏スーパーでの試験販売を実施します。

■ 夏の時期にしか食べられない山形県鶴岡産のだだちゃ豆

だだちゃ豆は、鶴岡市周辺の限られた地域で江戸時代から農家が大切に守り生産されてきた枝豆の在来種です。外皮が褐色がかり、表面のうぶ毛が茶色で、深くくびれており、ゆであがりは、とうもろこしのような甘い香りが特徴です。そのおいしさに庄内藩のお殿様が、「これはどこのだだちゃ(親父)のマメか?」と問うたことから、その名が生まれたと言われています。
収穫は7月末から9月上旬ごろで、だだちゃ豆のなかでも品種ごとに収穫時期が異なっており、時期によって様々な風味が楽しめます。(※2)

だだちゃ豆の収穫(イメージ)

■ ANA庄内線に乗せて「産直空輸」で首都圏に輸送

だだちゃ豆は、鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会が、商標を管理し、品種・生産者を限定して生産を行っています。ゆえに、「枝豆の王様」として人気がありますが、鶴岡市内の限られた地域でしか生産されていな貴重な枝豆です。今回、ANAグループが展開している、全国の美味しい野菜や果物を採れたての「鮮度」にこだわり、航空のスピード輸送と地上物流を有機的に連携した「産直空輸」により、首都圏にだだちゃ豆を輸送します。朝に収獲しただだちゃ豆がその日のうちに首都圏の店頭で販売可能となります。

■ 首都圏の大手スーパーで販売

首都圏においては、「イトーヨーカドー」大森店、木場店の他、大手スーパーにおいて8月21日(土)から28日(土)までの期間に販売します。JA鶴岡ファーマーズマーケットもんとあ~る、並びに鶴岡ファーマーズから出荷する合計640キロのだだちゃ豆を販売する予定です。

※イトーヨーカドー大森店、木場店においては8月21日(土)および8月28日(土) の2日間販売いたします。

■ 収穫から販売までの具体的な流れ 

(8月21日(土)の試験販売の想定)

4:00~10:00生産者がだだちゃ豆の収穫開始 収穫~洗浄~選別~梱包
10:30~12:00生産者宅に集荷し、車で庄内空港に貨物として納入
13:00ANA398便で庄内空港から羽田空港へ
14:05羽田空港到着。ANAが手配した車両で各販売店舗へ出発
15:30~16:30各販売店舗に到着
16:30ころから各販売店舗で販売開始 

今回の「産直空輸」を契機として、今後もANAグループと鶴岡市は、鶴岡産の鮮度が重要な野菜・果物を栽培している生産者を応援し、地域の魅力を発信し、地域を元気にする取り組みを進めて参ります。

(※1)ANAによる「産直空輸」の取り組み
ANAグループ内の社員提案制度を通じて、提案者と賛同する有志のグループ社員により実現した取り組み。2021年3月をスタートとして、これまで大手スーパーで5回の販売を実施している。

(※2)鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会による認定8品種
小真木(こまぎ)、早生甘露(かんろ)、甘露、早生白山(わせしらやま)、白山、
晩生甘露、平田(ひらた)、尾浦(おうら)

以上

<本件に関するお問合せ先>
だだちゃ豆に関するお問合せ:山形県鶴岡市総務部総務課 0235-25-2111
ANAによる産直空輸に関するお問合せ:ANAあきんど 庄内支店  0234-92-2810