ANAアートプロジェクト

ANA meets ART “COM” 2022 @Hakodate

参加アーティスト

(左から)宇田川俊之さん、黒川隆介さん、近藤さくらさん、寺本愛さん

ANA meets ART “COM” について

このプロジェクトは、従来の観光資源による地域創生ではなく、アートによる地域創生を目的に「アーティストインレジデンス」「地域での作品展示会」「アートワーケーション」の3つのコンテンツから成り立ちます。

アーティストたちは、芸術や文化に触れ合い、アートを切り口に、地域の新しい魅力を掘り起こし発信することで誘客促進・関係人口拡大を目指すサステナブルな地域創生モデルの構築を目指します。また“芸術”や“文化“にとっても、東京一極集中ではない、様々な土地の様々な空気を纏ったアフターコロナのリアルなミクスチャー文化が生まれるきっかけになるような取り組みを目標とします。

【実施項目】
①若手現代アーティストの地域滞在約2週間
②地域交流・観光プログラム
③アート目線での地域の魅力を語るトークイベント
④地域から着想を得た作品の展示会
などを実施

写真は、函館でのトークイベントの様子


東京で活躍するアーティストが函館西部地区の魅力を体感・発信

参加した4名のアーティストたちは2022年の夏、函館西部地区に、地域の暮らしを体感しながら、2週間の滞在を経験しました。地域産業や歴史を辿り、住民との交流から、都会での制作活動とは異なる価値観に触れ、特にUターン移住者との交流では函館での生活をイメージするきっかけになりました。

滞在中には、地域とアートの関係性を考えるトークイベントを開催し、都心で活躍するアーティストの目線で切り取った函館の魅力や、異なる環境での制作活動などについて語り、地域住民の方も、函館の良さを再認識いただくきっかけにもなりました。

2022年の12月、アーティストたちは、函館の滞在からインスピレーションを受けて制作した作品をもって函館に戻ってきました。インスピレーションを受けたり、自分の作品にフィットするカフェや古着屋などを自分自身で選び、様々な場所に作品を展示することで、来訪者の回遊性向上を目指します。
これらの取組をとおして、参加したアーティスト4名も、函館の魅力を知ることができ、現在、一軒家を借りて二拠点生活のトライアルを開始することとなりました。

作:近藤さくら
「Daily drawing (Side:T)」
 ドローイング
 鉛筆、ケント紙、水彩紙
 2022


作:黒川隆介
函館滞在を経て
全19作品を執筆


作:寺本愛
「FLAKES」展示風景


作:宇田川俊之


2023年9月時点

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