澄んだ海とパワースポット巡り!
芸術の島 壱岐の観光情報をご紹介
ANAアートプロジェクト
武蔵野美術大学大学院 造形研究科修士課程美術専攻 1年
(日)日本画コース、(油)油絵コース
(左から)
古山由樹さん(日)、中野陽菜さん(油)、イェンザンさん(日)、持丸有紗さん(日)、ブコウゲツさん(油)
「旅ムサ×ANA」とは、美大生が、全国各地の小中学校を訪れ授業を実施する取り組み。
「旅するムサビプロジェクト(通称:旅ムサ)」を行っている武蔵野美術大学と連携し、アートの力で地域活性化、交流・関係人口拡大を目指すプロジェクトです。美大生が夏休み期間に地域に滞在し、自然や文化、歴史に触れる「地域体験プログラム」を実施。地域住民と交流したり地域の魅力をリサーチしながら制作活動を始めます。そして制作した作品を持って冬休みに再び地域を訪れ、「地域交流プログラム」の公開制作と鑑賞ワークショップ(展示会)を実施します。
「旅ムサ×ANA」を実施することで、美大生の視点による新しい地域の魅力の発見や制作されるアート作品という新しい観光コンテンツの創出だけではなく、美大生と地域住民の交流による芸術文化振興・地域の魅力の再確認による地元愛の強化など多元的な効果が見込まれます。
コミュニケーションをテーマに、地域の潜在的な魅力をアートの力で掘り起こし、地域コミュニティの活性化と観光誘客、そして関係人口創出に繋がるプロジェクトを目指します。
到着日と翌日は壱岐の魅力を吸収するための地域体験プログラムを実施しました。一支国博物館、原の辻遺跡で壱岐の歴史を学んだり、男嶽神社や小島神社などの神秘的なパワースポットを巡ったり、辰ノ島や筒城浜海水浴場でエメラルドグリーンの海を見たり、イルカとふれあったり、猿岩や左京鼻などの絶景スポット、壱岐焼酎の蔵見学にウニ丼、壱岐牛バーガーなど、五感で壱岐の魅力を体感しました。
3日目以降はそれぞれが気になる場所へと向かい、スケッチや取材を行いました。小回りの利く電動自転車「壱岐ちゃり」に乗り、自然の微細な色彩の違いを感じたり、島民の方々にもお世話になりながら浜辺でスケッチをしたり、1日目に訪れた場所をゆっくりと見たりと、思い思いの場所でのリサーチ活動を実施しました。あっという間の7日間でしたが、壱岐の魅力をたくさん吸収することができました。
東京に戻ってからも制作活動を続け、2月末には一支国博物館での公開制作、鑑賞ワークショップ(展示会)を実施します。また作品は壱岐市内に展示されます。学生の思いの詰まった作品で、壱岐へ訪れる方が増えることを期待しています。
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