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Interviews
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魅力ある特産品づくりを通して
地域に新しい価値を生み出す。

地域創生部 企画営業チーム
経済学部地域経済学科卒(2009年入社)

森 貴寛

ANAグループの強みを生かして
地方の魅力を高めていく。

ANAあきんどでは2021年の創業と同時に地域創生部を立ち上げ、自治体やパートナーとなりうる企業のみなさんと手を結びながら、地域活性化の実現に向けてさまざまな取り組みを進めています。ANAグループに対して地域からかかる期待は、エアラインを通した“誘客”だと思います。そこで、私たちは観光振興を進めることで、その土地に訪れる人を増やしていく試みに挑んでいます。
一例を挙げると、2022年度はワーケーション関連の事業が活発化。都会から離れてリモートワークしながら合間で地域の魅力を体験できる枠組みを作るために、弊社では自治体ともにモニターツアーを開催する実証実験を行っています。また、将来的なインバウンドの復活に向け、地域の受け入れ環境の整備、今後来日するであろう海外の人たちに向けた地域プロモーションのお手伝いなども盛んに行われています。
私は産農振興を柱にしたチームに所属しています。地域の特産品の魅力を高め、それをフックとした誘客につなげるべく、中長期的なロードマップを描きながら自治体に提案したり、パートナー企業と一緒にコンソーシアムを組み事業に取り組んだりしてきました。

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地域産品の開発・磨き上げや、
ふるさと納税をキーワードに
地域の魅力を再発見する。

私が関わった取り組みのひとつとして、地域で眠る特産品にスポットを当て、地域の事業者様とともに地域産品の磨き上げや新商品開発を行い、域外への拡販やふるさと納税の返礼品として広く訴求することに取り組む「ANA特産どうしよう」プロジェクトがあります。最近で言えば、私の出身地でもある北海道の自治体で、田畑や森林を荒らし、現地で害獣となってしまっているエゾジカの地域課題に対する取り組みを模索し始めました。従来はハンターが駆除はしていたものの、食用として利活用されるケースが少なく、その多くは税金をかけて廃棄処理されてしまっている状況でした。
「命を無駄にせず、大切にいただく」という観点で、食用として利活用することににフォーカスし、地域の特産品としてブランディングかすることを目的として地域の複数の事業者と連携しながら、味、、デザイン、値付け、プロモーション方法などを検討しているところです。まさに今、熱意にあふれる地域の人たちに触れることで、私自身、必ず成功に導きたいと気持ちを強く持っています。
他にも空輸事業を担うANACargoと連携して、地域の野菜一次産品やスイーツなどの加工品をLocal to Local――つまり地方から地方へつなぐ物流、販路開拓の支援にも乗り出しています。航空便は陸送と比較すると輸送料がかかるものの、スピーディに地域産品を消費者に届けられるというメリットがあるだけに、例えば、賞味期限が短いがゆえに地域外に出ることのなかったスイーツなど希少性が高いものを他県、他地域に流通させていくことが可能になります。まだ実証実験の域を越えてはいませんが、今後、全国各地で行われている北海道フェアなどで、今まで出品されることがなかった食が楽しめるようになるかもしれません。

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先を走るメンバーたちに
追いつこうと自分を磨き上げる。

私が地域創生部に異動したのは、ANAあきんど誕生から半年後のこと。それまではエアラインの営業畑を歩んできており、この部署にやってきてからは全く違う会社に転職をしたような感覚を覚えました。立ち上げから所属していたメンバーを見ていると、わずか半年という期間ながらも随分先を走っているように見えて、少しでも追いつこうと必死で知識や情報収集のため努力を重ねてきたつもりです。
おかげで今年度に入ってからは、成果が見られるようになり、先ほど挙げたような自治体のプロポーザル案件が動き始めました。ただ、その一方で事業として収益を生み出していくという点では課題も見えており、今後は交付金のみに頼らない事業の創出も不可欠です。だからこそ、全国33支店のネットワークや、地域との結びつきを改めて強みとしながら、自分たちの足で動いていけるように、立ち止まることなくがむしゃらに物事を進めていくつもりです。

地域の多様な人とのかかわりから
大きな刺激を受け続けている。

私はもともと、地元である北海道に貢献したいとの思いから、前身となるANAセールス北海道に入社しました。エアラインや旅行の予約などにかかわることで間接的でも地域のお役に立てるよう取り組んできましたが、現在の部署ではまさに志望動機に直結する「地域への貢献」に繋がる仕事に携わることができています。エアライン事業では接点を持つ機会がなかった地域の多くの人たちと関わることができており、その中では自分の知見が広がっていく楽しさが得られています。
現在、地域創生のパートナー企業との連携のもと、魅力的な観光資源はあれど、過疎化が進んで人が通り過ぎるだけだった街を、観光客に少しでも長い時間をそこで過ごしていただく、いわば滞在型観光のまちに変えていくためのプロジェクトに関わらせていただいています。。地域創生と言ってもANAあきんどにはまだ本格的にノウハウを持つ人財がいません。この案件を通して確かなナレッジや経験を身に付けることを目標の一つにしています。ここでしっかりと経験を重ねることで、ANAあきんどの地域創生と言えば森と言われるような存在を目指したいです。

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Messageメッセージ

新しく柔軟な発想を駆使しながら「地域に貢献したい」、「日本を元気にしたい」という思いを具現化できる場所がANAあきんどには広がっています。ともに働く仲間と切磋琢磨しながら、自分も能力やスキルを伸ばしていくという志を持った仲間との出会いを待っています。

Day off休日の過ごし方

休日の過ごし方

休日は家族との時間を
たっぷりと取ってリフレッシュ。

休日にはレンタカーを借りて、家族と日帰りや1泊程度の旅行に出かけることがよくあります。マイカーもそう遠くない将来に手に入れて、家族とのドライブをいっそう楽しみたいと思っています。

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